転造(ダイス)

1990年代の送りねじ量産から始まり、自動車向けウォームギア、UCロッド、そして最新の中空転造技術へと進化。
独自の転造ノウハウで精度・効率・軽量化を実現し、多様な産業分野を支えています。

1990年代

高精度送りねじ転造の安定量産化

平ダイス

フロッピーディスクドライブの読み取りヘッドに使用される送りねじの量産化に向けて、当社では転造平ダイスの開発に取り組みました。対象製品は高いピッチ精度が求められるため、精密な転造ダイスの設計・製造が不可欠でした。
これに対応するため、当社は転造加工技術に関する知見を継続的に蓄積し、試作と改善を重ねることで、形状精度の優れたダイスの開発を実現しました。これにより、高品質な送りねじの安定量産が可能となり、製造工程全体の効率化に寄与しました。

平ダイス

平ダイス