2000〜2009年代グローバル展開の加速と技術革新
シンガポール、英国、中国への現地法人設立により、グローバルネットワークを構築しました。環境マネジメントシステムISO14001を取得し、環境経営も推進。2006年には見附工場を開設し、エンドミル切削工具の生産拠点を拡充しました。テクニカルセンターを新設してPCB技術のソリューション提供体制を整備し、PCBドリルの月間生産本数は2000万本を達成。鉄鋼用ドリルやHARDMAXコートエンドミルなど新製品を次々と投入し、技術革新とグローバル展開を加速させた変革の時代です。
— 会社のあゆみ —
— 製品のあゆみ —
2000年
2000年
シンガポール現地法人UNION TOOL SINGPORE PTE LTD.
英国現地法人UNION TOOL UK LIMITED設立
環境マネジメントシステムISO14001の認定取得
2001年
長岡第五工場新設
2002年
中国現地法人DONGGUAN UNION TOOL CORP.設立
鉄鋼用ドリルユニマックスドリルシリーズ開発・販売開始
2003年
中国(上海市外高橋)現地法人UNION TOOL(WAIGAOQIAO SHANGHAI)CO., LTD.設立
PCBドリル月間生産販売本数1000万本達成
2mmシャンクドリルKシリーズ開発・販売開始
デジタルパッサメーターDS-1(新型モデル)開発・販売開始
2004年
米国現地法人MEGATOOL INC.からU.S.UNION TOOL, INC.と改称
HARDMAXコートエンドミルシリーズ開発・販売開始
2005年
安城営業所、広島営業所開設
微細工具測定器OPTECH-ME/EDR20開発・販売開始
2006年
PCBドリル月間生産販売本数2000万本達成
転造工具 丸ダイス開発・販売開始
転造工具 欠円ダイス開発・販売開始
2008年
北関東営業所開設
2009年
シンガポール現地法人タイ駐在事務所を設立
台湾現地法人TAIWAN UNION TOOL CORP.第三工場を増設
外販部門でISO9001の認定取得
非接触式外形測定器 OPTECH-MS7開発・販売開始
ULFコート開発・販売開始
DCルーター開発・販売開始
2004年
テクニカルセンター新設
半導体市場の成長に伴って急拡大するPCBドリル需要に呼応して、国内外のドリルユーザー向けにPCB穴あけ技術のソリューションを提供すべく、旧第一工場を大改装してテクニカルセンターを新設。PCBドリルの開発と性能評価、定期的ユーザー向けドリル教室を開催して多くの情報を提供。ユーザーの信頼獲得の拠点となった。
2006年
見附工場開設
エンドミル切削工具の市場は、精密加工の複雑化に対応するために常に進化しており、自動車、医療、金型製造業界における需要の高まりに対応しなくてはならない。エンドミル切削工具は、シンプルな2枚刃工具から多刃、コーティング、微小粒超硬工具へと進化し複雑化している。この市場の要求に応えるために、長岡工場が手狭となり土地を探していたが、長岡市では希望の土地が見つけることができなかった。新潟県誘致で見附市の中部産業団地を紹介された。長岡と見附の距離も近く、見附市の企業向け補助金の特典等があり見附市の中部産業団地へ総面積86.2haの土地を購入し、国内の生産拠点として見附工場が開設となった。開設当時は広い敷地の片隅に”ポツンと一軒家”的存在だった。